まだ我慢のとき

意識してないと1ヶ月なんてあっという間に過ぎてくけれど、意識をすると案外、時間の経過は長く感じる。

 

友人の結婚式もあと1ヶ月先、なんて思っていたけれど、気づいてみればもう終わって2週間程経つ。

 

式が始まる前には、楽しみな反面、その時の自分の感情の読めなさから少し不安な気持ちになったり、立ち居振る舞いがマナー違反になってないか、失礼な言動はしないかそんなところも気になってしまったりしていた。

 

式や披露宴を通じて、友達はいつの間にか自分で人生の選択をして大人になっていったんだな、なんて事も思いつつ、披露宴の最中に夫婦仲睦まじい様子を見て月並みに末永くこの笑顔で優しい雰囲気のまま歩んでほしいとも思った。

 

はてさて、私はどうなのだろう。

コロナ禍に外出も減ってのんべんだらりと過ごす時間が格段に増えた。

 

今までもそこまで活発では無かったものの、気兼ねなく外出するのも躊躇われる状況では、新しく事を始めるのも些か簡単ではなかった。

 

今できることをしっかりしていこうという性格のためか新しく挑戦するのに中々踏ん切りがつかないというか、物事を始めるのにどうしても時間がかかる。気づけば時間だけが空費して自己嫌悪してしまうこともあるのだが、中々変えられない部分の一つである。

 

そんな現状把握と自己分析をして今後の自分をどうしていくのか、どうしていきたいのかを相談しつつ着実に歩を進めたい。

 

時には立ち止まっても良い。後退りしたって良い。やり直しがきかないなんてことはないけど、しない後悔をいつまでもくよくよするよりも、した後悔もあった方が良いんじゃないか。

 

そんなこんなを考える秋の夜長。