仕事中にふと、大学生の時の出来事を思い出した。
何で、こんなことを今頃思い出したのだろう。
それは友達と焼き肉に食べに行ったときのことだった。
そこの焼肉屋は学生の私たちが行くような所ではなく、
社会人や外国人旅行者などの方たちが通うようなお店だった。
確か、名物のメニューか何かを食べたくて
友達と行ったのだが、
メニューを開くと注文を躊躇うような値段の代物ばかり。
名物メニューを頼んだあとは、何品か食べて
足早に出てきたと思う。
ただ、あの頃を思い出した理由は分からない。
ただ、あの頃は純粋に楽しかったのだろう。
メニューを眺めて高いなと口に出したり、
他のお客さんは沢山頼んでいるのを見て羨望を抱いていたのかもしれない。
二軒目に行って、こっちの方が旨いし安いとか言いながら食べていたっけ。
学生時代の思い出話。
懐かしいけど、何だろう。
薄いような厚いようなそんな記憶が今も私の脳裏に焼き付いている。