微笑ましい会話

とある帰り道、晩ごはんを食べに入ったラーメン屋で、こんな会話を耳にした。

 

「Aくんはな、優しいとか、かっこいいとか、足速いとか、皆からそれぞれ言われてるのに、僕はな、明るい、楽しい、明るい、明るい、楽しい。おんなじことばっかり言われるねん。ぐすん」

 

恐らく、児童のいいところを言い合う時間だったのだろう。

 

その子にとっては、自身に取り柄の少ないと周りから見られているのではないかと思ったと考えられる。

 

隣でそれを聞いていた母親は少年を宥めるというか誉めるような口調でこう言った。

 

「めっちゃええやん。そんな楽しいとか明るいとか言われて。明るく楽しい人生送れてるってことやん。そんな幸せな人生なんてそうそうないよ!」

 

なんと、率直な言葉、かつ明朗な口調で子供の不安を一蹴する母親なんだろうと思ってしまった。

 

子供だけでなく、今の世の中の雰囲気としても、周りの目を気にして生活せざるを得ない空気がどんよりと漂っている気がする。

 

子供は敏感だから、余計に気にしてしまうのかもしれない。

 

ただ、人と同じように迎合してしまうと流れに乗るようで容易に思えるかもしれないが、周りにも無意識的に同調圧力をかけてしまうかもしれない。

 

同じ方が楽だと、多様性が受け入れられなくなってしまう。

 

極端な話へ脱線してしまったが、今日の出来事から隣のお母さんの考えの転換が鮮烈だなと感心してしまった話だった。

 

明るく楽しい人生目指して、明日もがんばろ‼ 

 

 

 

 

明日からの5日間

GWも最終盤、もういくつ寝ると、出勤日。

 

なんて思っていたのも束の間。

 

明日から5日間、みっちりと働かなければいけない。

 

休みが終われば、働かざるを得ない。

 

 

例え、働きたくなくとも。

 

働かなくて、収入があって、ご飯にも困らないのなら別に働かなくともいいと思うが、

私はそんな「働かない」という選択肢を持ち合わせていない。

 

だから、明日から働くのだ。

 

休みは刻一刻と過ぎ去っていく。

 

例え、今目の前に可愛い彼女とデートしていたとしても。

 

例え、日本の原風景のような田舎にいたとしても。

 

例え、家でだらだらとネットサーフィンしていたとしても。

 

 

明日から仕事。労働。出勤。それは避けられない。

 

働くとは一体なんだ。何なんだ。

 

こんな労働に対する意味の無いような逃避的な考えをしていても時間は流れていく。

 

話は逸れるが、時間もループのようにならないのだろうか。

 

小学生のころはずっと今のまま、変わらない、年も取らない、年末年始からループするとそんなことばかり考えていた。

 

まぁ、そんな異次元にはならないのだろう。

 

無意味なことばかりふけっていても、休みは過ぎていく。

 

また、来年のGWも楽しめるといいなと思いつつ、今年のGWとはお別れしていくのだ。

 

さよなら、GW。

 

また会おう。

 

 

GWの過ごし方

社会人にもなると、休みの過ごし方が重要になってくる。

 

とりわけ、GWのような大型連休なんてめったにない。

 

そんな中で、あなたはどのようなGWを過ごすのだろうか?

 

 

帰省する方、出掛ける方、家でのんびりする方、家族サービスする方など思い思いの連休を過ごすのだろう。

 

私は友人との時間を過ごしたり、家族との時間を過ごしたりする予定だ。

 

これが終われば次はお盆休みまで3ヶ月も長期休みがないのか、

月曜日からまた憂鬱の日々か、などと考えると先は暗く感じるが、まだGW。

 

 

この幸せの一時を楽しむことの方がよほど大切だ。

 

GW万歳 !!

6時50分の女神

あなたは通勤に楽しみはあるか?

人がぎゅうぎゅうに詰め込まれた電車にゆられて、勤務地まで向かっていく。

 

苦痛でしかない、通勤に私には少しだけ楽しみがある。

 

それは大体同じバスに乗ってくる女性だ。

 

あまり顔をよく見ていないのだが、ショートの髪で凛としてバスに乗っている。

 

その、何とも言えない雰囲気に私は魅力を感じて、唯一とも言える楽しみな時間である。

 

 

ただ、先日彼女の薬指に光るものを認めて、少しだけ心に穴が空いてしまったような気がした。

 

はぁ…

 

この会社と家を往復する生活が続くと出会いも何もないのではないかと思ってしまう、休日の1日だった。

 

 

 

 

 

 

 

平和

夕暮れ時、家に帰る途中であろう親子を見かけた。

 

手を繋いで、親子で何か口ずさみながら歩いている。

 

暖かい季節だからか、陽が長くなったからか、何とも日本らしい微笑ましい日常のひとこまに見えた。

 

この「日本らしい」という部分には今まで、当たり前のように紡がれてきた平和が含まれていると思う。

 

不穏なニュースや不愉快な挑発や威嚇によって、今まで生活に息づいていた平和がどこかへいってしまうのではないかと不覚にも思ってしまった。

 

実際、起こる確率はかなり低いだろうが、その可能性がゼロではないのが何とも言えない。

 

そんなことが杞憂に終わればいいなぁと思いつつ、日常レベルではそこまで脅威は迫っていないというギャップの激しさというか、日本人の平和ボケさというか。

 

差し迫った恐怖はないものの、何か起こった際に冷静な判断、行動が取れるかと言われれば中々難しいことだろう。

 

頭の片隅にでも、この平和は当たり前ではなく、ありがたいことだと感謝しつつ、行動も考えておきたい。

出張デビュー

入社して、およそ3週間が経過した。

まだまだ、覚えることばかりで、役にもたっていない。

 

そんな、私に上司との出張同行という任務がはやくも回ってきた。

 

名刺交換、メモ、身だしなみ、そんなところだろうか。

 

いやぁ、もうひとつミッションがあった。

 

運転。

 

最近、会社の車ばかりでなく、自家用車でさえも擦るという失態をしでかしていたので、かなりの不安があったのだ。

 

まぁ、やらかしちった…

 

危うく事故、事故。

 

追い越し車線のなくなるところで、強引に入ろうとしたら、真横を走る走行車線の車に鳴らされました。

 

上司にも「大丈夫?」と心配されるほど…

 

まぁ、幸いにも事故にはならなかったのでよかったが、これからも車の運転には注意が必要だと再認識した出張だった。

 

取引先訪問は上司についていっただけなので、注意や叱られることもなく、ただ、相手の製品や駆け引きといった勉強は必要だと思った。

 

私も磨けば光るのかねぇ。

 

また、仕事の一週間が始まる…

爽やかな朝

昨日の大雨とは大きく異なり、初夏をも思わせる光が木々に降り注いでいる。

 

いつもは、また仕事の朝かなんと思いつつバスに揺られているのだが…

 

これだけ天気が良さそうだと気が乗らない出勤にも力を分けて貰えるんではないかと思ってしまう。

 

今日は少し暑くなりそうだ。