あの日から…

阪神淡路大震災から22年の月日が経過した。

 

私は辛うじて阪神淡路大震災を経験しているが、覚えていない。

 

何せ生後半年の出来事だったから、当時の事は小学生や、中学生の時に沢山伝え聞いた。

 

その出来事を伝え聞いた頃は、正直に言うとこの震災から何を忘れてはいけないのか…

人が沢山亡くなったことなのか、防災のことなのか、情報量が多過ぎてよく理解できていなかった。

 

今でもこの出来事を忘れてはならないと思いつつも、私たちに何ができるのか、何をしていけばよいのか、はっきりと分からない。

 

 

 

神戸市に住む半数近くの市民は震災を経験していない世代になっているそうだ。

 

人々の記憶から薄れていくことは、時の流れからして仕方のないことであるとは思う。

 

しかし、それを時の流れだからといってそのまま風化させているのでは駄目なのだろう。

 

あの震災から何の教訓を得たのか、どうすれば被害を少なくできたのだろうか、日頃の備えはどうすべきかといったことを次の世代に丁寧に伝承していかなければならない。

 

もちろん、生活していればいつか災害に直面するかもしれない。未然に防ぐことの難しい地震ではどのように対応したらよいのだろうか。

 

日頃から家族で話し合ってみるのもひとつの方法かもしれない。

 

 

それにしても月日の経つ早いこと、はやいこと。