外からの目と内からの目
訪日外国人の目的に着いていくテレビ番組はここ数年で有名になった。
彼らが日本に来てしたいことを通じて、自国の文化や伝統を日本人が再認識したり、初めて知ることがたまにある。
大晦日やお正月もそんな伝統的な文化のひとつかもしれない。
凧揚げや羽子板をしてる子どもなんてめっきり見かけないけど…
年末年始に日本へ来る外国人は場所は違えど目的は恐らく「日本の年越しを体験してみたい」ということなのではないだろうか。
その好奇心からわざわざ日本へ来て、都会の年越しカウントダウンから地方のお寺の初詣まで日本各地を巡っているのかもしれない。
日本人以上に日本の事を知っている外国人がいても何ら不思議ではない。
彼らにとって、素晴らしく映る文化や伝統が、我々の生活のなかでは煩わしく面倒なものに感じて廃れてしまうこともある。
しかし、この伝統を受け継いでいこうとか文化の保持していこうとかそういう機運や盛り上がりにはあまりならないこともしばしばあるかも。
だから、訪日外国人と彼らを取材するメディアを通して日本の良さ再発見みたいな風潮になるのかもしれない。
それで日本てやっぱりいい国でしょ!みたいな…
少し違う気がするけど、初めて知る日本のことや再認識させられることは悪くないなと思う。
そして、これからも将来世代に伝統や文化を受け継いでいけるような社会にしていく?なっていく?といいなぁと思った、正月明けの連休の中日である。